調査倫理の見直しと具体的代替案について

 学会の倫理綱領自体に問題があるわけではないのですが、その具体的運用に関しては、熟議が必要となるところかと思います。それは今回のシンポジウムとは別に長期的に論じなくてはならないイシューかと思います。

社会に向けた発信について

 一般社会の関心にどう応えるのかが学会の社会的意義であるということは大事な指摘と存じます。

アイヌの方との対話の場の設置について

 この1年間は、当事者は日本文化人類学会員である、として行ってきましたが、これからはこの1年で触れられなかったり、深められなかった話題も取り上げて行ければと考えております。 

諸学会の倫理観を共有する場の設置について

 今年度の企画の一案として承りました。 

未来への責任を果たすため課題設定について

  今年度以降の企画は現在倫理委員会でも構想しております。倫理委員会以外でもこの関心から触発された試みが出てくれば幸いです